【神奈川県の難読地名】横浜市の「嶽下橋」って何と読む?その由来は?

地元ではみんな知っているけど、それ以外の人からは、なんて読むか分からない地名ってありますよね?

そんな地名を探して、クイズにします!

神奈川県横浜市にある橋、「嶽下橋」は何と読む?

今回はちょこっと番外編。地名ではない名称にフォーカス。横浜市戸塚区秋葉町にある橋、「嶽下橋」を取り上げます。

その嶽下橋がかかるのは、境川水系二級河川の平戸永谷川(ひらどながやがわ)です。

延長約5kmの川の流れは、港南区野庭町から発して、環状2号線(磯子区を起点として鶴見区に至るまで市内をとりまく環状道路)とほぼ平行して進んだのち、嶽下橋の手前で川上川と合流。さらに戸塚区柏尾町付近で阿久和川と合流して、そこから柏尾川になります。

出典:リビング横浜Web

この平戸永谷川の周辺は、食品や陶器、電気、機械などの工場が集まるところですが、かつてはホタルやカワセミがよく見られたようです。

そのような環境を取り戻そうと、水辺では定期的にクリーンアップが行われているとか。また、河津桜が植えられる川沿いはプロムナードになっていて、花の咲くころには「さくらまつり」が開催されるそうです。

そんな平戸永谷川にかかる橋の読み方ですが・・・。

さて、正解は?

正解は・・・

「嶽下橋(たけしたばし)」でした!

その由来は?

戸塚区秋葉町にある、平戸永谷川にかけられた橋が、嶽下橋(たけしたばし)と付けられた由来については、横浜市ホームページなどを調べましたが分かりませんでした。

ただ、この嶽下橋は、洪水などの水災を防ぐ点で重要な役割を果たしているようです。というのは、平戸永谷川を観測する河川カメラの設置地点だからで、そこから記録される平戸永谷川の映像は、「横浜市水防災情報」というサイトで見ることができます。

嶽下橋/横浜市水防災情報(河川カメラ情報地点詳細)

https://mizubousai.city.yokohama.lg.jp/river_camera/rc_details_previous.html?lang=ja&wpc=546642

参考:横浜市ホームページ、戸塚区戸塚土木事務所

皆さんは、正しく読めましたか? 機会があれば、ぜひ散策に訪れてみてください。

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