町田で絶好調の藤尾翔太が2連戦に自信「メンタルの状態もすごく良い」【U-23代表】

U-23日本代表は国内でマリ、ウクライナと国際親善試合を実施。2連戦を前に藤尾翔太が心境を述べた。

3月20日、合宿3日目のトレーニングを終えた22歳のFWは、「コンディションも良く、身体も動いている」と自身の状態に手応え。それはJリーグでの好調ぶりからも見て取れる。

FC町田ゼルビアで藤尾は今季、ここまでリーグ戦全4試合に出場し、2ゴールを記録。堅守速攻スタイルの町田において、ゴール前のチャンスが多いとは言えないなか、少ない決定機をモノにし、初のJ1挑戦で現在首位(4節終了時点)を走るチームを牽引している。

「試合中はそんなに多くないチャンスのなかで、ゴールを決めきれているという部分は、自分にとって一番ポジティブなところ。キャンプやオフの時からトレーニングをしっかりして、スタートの時から身体を万全の状態にできたのが(好調の)要因だと思います」(藤尾)

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この良い流れのままU-23代表に合流。「チームも勝って、僕も点をとってこっちに来ているので、メンタルの状態もすごく良い」と自信を持って親善試合に臨む。

「相手の強度や強さだったり、僕自身のやれる部分を多く見つけて、結果に繋げていけたらなと思います」

今年7月に開幕するパリ五輪出場を目ざして、4月にはその最終予選を兼ねたU-23アジアカップに挑むU-23日本代表。試金石となる2連戦、マリ戦は3月22日にサンガスタジアム by KYOCERA(京都)で、ウクライナ戦は同25日に北九州スタジアム(福岡)で行なわれる。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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