アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が、日本のサポーターからの質問に答えた。クラブ公式サイトが伝えている。
現地時間3月20日にアーセナルとの契約を延長した冨安が、日本のアーセナルのサポーターからの全部で6つの質問に答えた。
まず、「チームメートの中で相手チームにいたら1番イヤな選手は?」という質問に、冨安はノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールと答えた。
「彼の頭脳、サッカーIQもそうですしボールを受けるポジショニングや、チャンスを作る力、あとは自分でゴールを決めることもできる。実際チームメートになってすごいなと思ってるんで、相手として対峙したらかなりイヤだろうなと思ってます」
2つ目は、「サポーターが冨安選手のチャントを歌っていると嬉しいですか?また、自分のチャントがない選手がいますが『自分の歌を歌ってほしい』と言っていたりしますか?」という質問だった。
「間違いなく自分の歌を歌ってくれるのはとてもうれしいし、とても誇りに感じています。自分の歌がない選手もいますけど、特に曲を作ってくれとは言ってないです。でも間違いなく自分の歌を歌ってくれているうれしく思ってますし、より身が引き締まる思いになる」
3つ目の質問は、「ピッチで『ノースロンドン・フォーエヴァー』を聴いているとき、どのようなことを感じていますか?」というものだ。
「スイッチオンというか、その歌を聴いて身が引き締まって『今からアーセナルのために戦うんだ』という気持ちになるので、これだけではないですけど、それがスイッチに身が引き締まる思いになる」
次は「冨安選手の元気の源はなんですか?」という質問だ。
「僕の元気の源は、しっかり食べて、しっかり寝て、しっかりトレーニングするという当たり前のことをきっちり継続し続けるということです」
5つ目は「冨安選手の1日の睡眠時間はどれくらいですか?」という小さな男の子からの質問だった。冨安は少しほほえみながらこう答えた。
「だいたい9時間から10時間は寝るようにしてて、睡眠は子供のときも大事だと思うので、たくさん寝て、たくさん食べて、外で友達と走り回って元気に成長してほしいなと思います」
最後の質問は、「アーセナルに入団して想像していたのと全然違っていたことがあったら教えて下さい」というものだ。冨安は「そもそもアーセナルに入団できると思っていなかった」と前置きしてから、こう回答した。
「入ってみて、より『世界のビッククラブの1つ』だなと感じていますし、サポーターの方たちとの関係は他のクラブにはないものがあると感じてます。僕たち選手もサポーターのことを大事に思ってますし、いつも応援して下さってる分、何かピッチでがんばって恩返ししたいなと思ってます」
最後に冨安は、「これからも皆さんの応援に応えられるようにピッチ上で全力を尽くすので、応援よろしくお願いします」とサポーターへの感謝と意気込みを述べた。