高校中退してもミライは諦めない 大学進学者へ贈る言葉「新たな時代の創造者に」 鹿児島市の予備校

田淵敏彦校長から、修了証を授与される修了生=鹿児島市の鹿児島高等予備校

 高校中退者や通信制高校在籍者が進学を目指す鹿児島高等予備校「みらいコース」の修了式が16日、鹿児島市の同校であった。第18期修了生17人のうち12人が出席し、新たな出発に向けて今後の活躍を誓った。

 式では、一人一人に修了証書が手渡された。田淵敏彦校長(68)は「これまで培ってきた力を生かし、新たな時代の創造者として頑張ってほしい」と激励。鹿児島大学法文学部に進学する徳富滉人さん(18)は「大学では心理学を学び、サークルなどにも入って友人をたくさん作りたい」、杏林大学保健学部に進む有川拓希さん(18)は「担任の先生のサポートがなかったらここまでこれなかった。救急救命士になるために勉強に励みたい」と語った。

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