「彼の万能性はアルテタにとって不可欠」「報われた」冨安健洋の契約延長にアーセナル地元紙が好反応!マンC戦での復帰に期待

アーセナルは現地時間3月20日、冨安健洋と新たに長期契約を締結したと発表した。

25歳の日本代表DFは、地元のアビスパ福岡でプロキャリアをスタートさせると、2018年にシント=トロイデンに移籍し、海外キャリアをスタート。ボローニャを経て、2021年からアーセナルの一員として戦っている。

契約延長にあたり、ミケル・アルテタ監督は「トミが将来を私たちと約束してくれて非常に嬉しく思う。生まれ持った能力と強さとともに、態度、メンタリティ、価値観は一流だ。トミは誰からも愛されており、チームにとって不可欠な存在だ」と語った。

ビッグニュースとして、現地メディアも続々と報じており、地元紙『The Standard』は「アーセナル、万能型DFとの新契約を発表」と題した記事でこう伝えている。

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「タケヒロ・トミヤスが、少なくとも2026年夏までクラブに在籍するための新契約にサインした。この新しい2年契約には、さらに1年延長するオプションも含まれており、負傷前までの今シーズンの好調が報われた形だ。

トミヤスは、2021年夏にボローニャからガナーズに加入して以来、73試合の出場に留まっている。しかし、フィットしていれば、バックライン全体でプレーできる彼の万能性は、ミケル・アルテタにとって不可欠なものだ」

冨安は度々怪我に悩まされており、アジアカップ以降、アーセナルでの出場はいまだない。それでも、直近のチャンピオンズリーグでようやくベンチ入りを果たした。

代表ウィーク明けに行なわれる、マンチェスター・シティとのプレミアリーグ首位攻防戦を前に『The Standard』も「ガナーズが31日にシティとタイトルを懸けて重要な試合を戦う際には、フィットしている姿が期待される」と綴っており、大一番での復帰に胸が高鳴る。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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