長嶋一茂、沈鬱な表情で「大谷選手が…」 水原通訳の“賭博解雇”報道に「今後のパフォーマンスに影響が出ないか心配」

元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂氏が21日、テレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』に出演。ドジャースの大谷翔平の通訳である水原一平氏が違法なスポーツ賭博に手を染め、大規模な窃盗の疑いで球団から解雇されたと大手スポーツ専門局『ESPN』や地元紙『Los Angels Times』などが報じたことについて言及した。

一茂氏は同番組の金曜コメンテーターを務めるが、20日に行なわれたドジャースの開幕戦を取り上げる特集企画のために、木曜のこの日もゲストの元メジャーリーガー石井一久氏とともに生出演。しかし、水原通訳のまさかの解雇という青天の霹靂とも言える事態に、「今日はこれから石井君と楽しい話をしようという時に、水を差したというレベルではない。事実なら憤りしかない」と苦言を呈した。

さらに沈鬱な表情を浮かべて、「僕らがショックを受ける以上に、大谷選手が…」と大谷への影響を慮り、「水原一平君とは長年の信頼感があったと思う。その信頼感も含めて大谷選手の今後のパフォーマンスに影響が出ないか心配でしょうがない」と胸中を打ち明けた。

水原氏はエンジェルス時代から大谷の通訳として、公私にわたり米国での生活を支えてきた存在。20日のパドレス戦でもベンチ入りし、大谷ら選手と会話をする場面もみられていた。

構成●THE DIGEST編集部

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