シューティングゲームの「大王」 「5分ノーミス」でも十分すごい難易度

【女子ゲーマーが挑む「不朽の名作ゲーム」(51)】

2023年11月2日放送の「第448回 アーケードアーカイバー 大王スペシャル!」で挑戦が決まった25個目のタイトルは、1993年にアテナが発売したシューティングゲーム「大王」

今週のお題をおさらいしよう(画像2)。同作のニンテンドースイッチ「キャラバンモード」ランキングの30位以内に入ったうえで、次回の放送中に視聴者の前でプレイして、同様に30位以内のスコアを出さなければならない。

J子に出されたお題(画像2)

放送中に確認したオンラインランキング30位のスコアは、61万7780点。ところが、23年11月2日放送時点では53万2180点に。8万5000点もハードルが上がってしまっていた!

本作では、敵を倒すと落とす各種「アイテムユニット」や「ウェポンチェンジユニット」をゲットしてパワーアップしながら進む。ウェポンは3種類あり、何を選ぶかで「ショット」と「ボンバー」の性能が変わる。ショット一つとっても、扇状の拡散ショット「バルカン」、自動で索敵して撃ち落とす「ライトニングレーザー」、破壊力抜群の「ミサイルシェル」と、いずれも個性的。

J子は断然「ライトニングレーザー」推しだ。敵を素早くサーチして撃墜してくれるので、「敵に当てなきゃ」と焦る必要がなく、回避に専念しやすい点が魅力。他のウェポンと比べて一発の威力が劣るものの、敵を倒した時だけでなく、ショットが命中するたびにスコアが増えるので、自然と高得点をねらいやすい。

とはいえ、ライトニングレーザーは敵を倒すのに時間がかかるため、攻撃を避け続ける集中力が問われる。ステージが進むほど敵の数は増え、向かってくる弾は早くなり、一瞬の油断が命取り。パワーアップアイテムを複数ゲットしても、撃ち落とされれば強くなる前の状態へ逆戻りだ。

「5分間、一度も死なない」ことさえ難しい「大王」。4か月に渡って修行を重ねてきたJ子も、例外ではなかった(31:03~)。

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