いいへんじの新作公演『友達じゃない』開幕 主宰・中島梓織からコメントが到着

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早稲田大学出身の演劇団体「いいへんじ」の新作公演『友達じゃない』が、2024年3月20日(水・祝) に東京・北とぴあ ペガサスホールで初日を迎えた。

『友達じゃない』は、第67回岸田國士戯曲賞最終候補『薬をもらいにいく薬』以来となる、いいへんじの新作公演で、佐藤佐吉演劇祭2024の参加作品。作・演出は、いいへんじ主宰の中島梓織が担当し、上演はA・B・Cの3チームに分かれて行われる。

初日を迎えるにあたり中島は、「この作品は、わたしがいいへんじとして公演を打つのをお休みしていた時期に感じた、“演劇をする以外に友達と友達でいる方法がわからない”という、とんでもない寂しさから出発した物語です」と作品の成り立ちについて解説。

また「“友達”にも、その関係を築く過程にも、ほんとうにいろいろな形があって、それをじっくりと体験していただける作品になったと思います。ぜひ、たくさんの方にご覧いただいて、たくさんのご感想をいただきたいです」とコメントした。

『友達じゃない』は3月24日(日) まで同所で上演される。

■中島梓織 コメント全文 いいへんじ『友達じゃない』の初日を無事に迎えることができました。

この作品は、わたしがいいへんじとして公演を打つのをお休みしていた時期に感じた、「演劇をする以外に友達と友達でいる方法がわからない」という、とんでもない寂しさから出発した物語です。

そうやって泣きながらひとりで書いた言葉を、たくさんのひとにいろいろな角度から解釈してもらって、三チーム三者三様の世界が立ち上がりました。

「友達」にも、その関係を築く過程にも、ほんとうにいろいろな形があって、それをじっくりと体験していただける作品になったと思います。ぜひ、たくさんの方にご覧いただいて、たくさんのご感想をいただきたいです。

この言葉が、この作品が、あなたとだれかの唯一無二の関係について、おしゃべりするきっかけになりますように。祈りを込めて。お待ちしております。

<公演情報>
いいへんじ『友達じゃない』

作・演出:中島梓織(いいへんじ)

【出演】
■Aチーム
飯尾朋花(いいへんじ)
冨岡英香(もちもち/マチルダアパルトマン)
小林駿

■Bチーム
中島梓織(いいへんじ)
タナカエミ
てっぺい右利き(パ萬)

■Cチーム
小澤南穂子(いいへんじ)
百瀬葉
藤家矢麻刀

【公演日程】
2024年3月20日(水) ~24日(日) 東京・北とぴあ ペガサスホール

いいへんじ 公式サイト:
https://ii-hen-ji.amebaownd.com

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