レブロンが“最も影響力がある”“エリート”と語る人物とは…ポッドキャスト第1話公開

3月20日(現地時間19日、日付は以下同)に、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)と元NBA選手でありアナリストのJJ・レディック(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)によるポッドキャスト番組“Mind the Game”(マインド・ザ・ゲーム)の第1話がYouTubeに公開された。

番組は、レブロンとレディックがワインを飲みながらテーブルを囲み、バスケットボールについて語り合う形式で進行。冒頭でレディックが番組の概要を紹介しつつ、会話の中で登場する専門的な用語や戦術についての説明が入るため、バスケットボールの知識が深くなくても楽しめる内容となっている。

第1話のテーマは「優れたバスケットボール選手の条件とは?」というものであり、レイカーズが2月29日に行われたクリッパーズ戦で最大21点差を覆し逆転勝利した試合を振り返るところから会話がスタート。そこからバスケットボールIQやオフェンスの戦術に関する対話が繰り広げられたのち、レブロンが「影響力のある選手」について語った。

「マイク(マイケル・ジョーダン)がバスケットボール界に与えた影響は言うまでもないけど、ステフ(ステフィン・カリー)とアレン・アイバーソンは僕が試合を見るようになった年の頃から今までの間において、最も影響力のある2人だね。彼らはとても親しみやすくて、子どもたちは“あの人みたいになりたい”と思えるんだ。彼らはずっと頼りにされ続けていたわけではなくて、小柄な身長で逆境に挑んできた人物でもある」

レブロンは、アームスリーブなどの今でも続くNBA選手のファッションはアイバーソンの影響によるものだと語り、アイバーソンのクロスオーバーやカリーのシュートはNBAを見ている子どもたちに多大な影響をもたらしたと説明した。

また、今シーズン勝率トップを走り50勝に一番乗りしたボストン・セルティックスの話題になると、レブロンはジェイソン・テイタムを次のように称えた。

「彼は25歳(現地時間3月3日に26歳)で既にカンファレンスファイナルに4回、NBAファイナルにも1度出ている。まだ25歳だよ。僕は初めて優勝したのは28歳だった。ジョーカー(二コラ・ヨキッチ)は27歳。MJ(ジョーダン)も28歳だったと思う。JT(テイタム)には僕自身とても期待している。彼は多くの勝利を経験しているんだ。26歳になる前に、既に4つのカンファレンスファイナルと1度のNBAファイナルに出場しているのは、エリートだよ」

レブロンが自らの言葉で具体的な戦術についての持論を展開し、現役選手やレジェンドについて語った第1話。第2話以降の内容も引き続き注目が集まる。番組は1エピソードあたり45分から60分で展開され、毎週更新される予定。

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