ホンダ、鈴鹿サーキットに『Honda RACING Gallery』新設。歴代F1マシン等を展示

 ホンダは3月21日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットに同社のモータースポーツ活動の発信拠点として、『Honda RACING Gallery』を新設し、2024年F1第4戦日本GP開催に合わせた4月5日(金)に開館すると発表した。

 2012年7月にオープンした鈴鹿サーキットの『レーシングシアター』をリニューアルするかたちで新設される『Honda RACING Gallery』は、60年前からホンダが挑んできたF1を中心に歴代マシンとエンジンおよびパワーユニットが展示される展示施設だ。館内は黒を基調とし、展示マシンにスポットライトを当てることで、各時代の最先端技術の詰まったレーシングマシンの機能美を感じとれる設計がなされている。

 常設展示車両も明らかにされており、エントランスに展示されるマクラーレン・ホンダのMP4/5をはじめ、9台のF1マシン、3台のエンジン、1台のパワーユニットが常設展示となる。

 また、開館初日から6月中旬までは、F1日本GP開催を記念した企画展示が行われる。ホンダとともに戦った歴代の日本人F1ドライバーに焦点を当て、ロータス・ホンダの100Tやスーパーアグリ・ホンダのSA07をはじめとする歴代ドライバーが駆ったF1マシンを中心に、由縁のあるヘルメットなどが展示される。

 営業時間は10時から17時まで(季節によって変動あり)。入場料は無料だが、別途鈴鹿サーキットへの入場料が必要だ。なお、開館初日を含む2024年F1第3戦日本GP期間中の4月5日(金)~7日(日)の入館は事前予約制となるほか、入場にはF1日本GPの観戦券が必要となる。事前予約は、3月29日(金)より鈴鹿サーキットのオフィシャルサイト内(URL:https://www.suzukacircuit.jp/park/attraction/gallery/)で実施される予定だ。

■Honda RACING Gallery 概要

住所:三重県鈴鹿市稲生町7992 鈴鹿サーキット内
営業時間:10時00分〜17時00分(季節によって変動あり)
入場料:無料(別途鈴鹿サーキットへの入場料・駐車料必要)

■常設展示

名称 展示エリア

マクラーレン・ホンダ MP4/5 エントランス(1F)

ホンダ RA272 メインホール(1F)

ホンダ RA300 メインホール(1F)

ウイリアムズ・ホンダ FW11B メインホール(1F)

マクラーレン・ホンダ MP4/4 メインホール(1F)

マクラーレン・ホンダ MP4/6 メインホール(1F)

ホンダ RA106 メインホール(1F)

アルファタウリ・ホンダ AT01 メインホール(1F)

レッドブル・ホンダRB16B メインホール(1F)

RA168E(F1エンジン) メインホール(1F)

RA109E(F1エンジン) メインホール(1F)

RA806E(F1エンジン) メインホール(1F)

RA621H(F1パワーユニット) メインホール(1F)

■企画展示:F1日本グランプリ企画展示

名称 展示エリア

ロータス・ホンダ 100T 企画展示エリア(B1F)

スーパーアグリ・ホンダ SA07 企画展示エリア(B1F)

アルファタウリ・ホンダ AT02 企画展示エリア(B1F)

Honda RACING Galleryのエントランスのイメージ
Honda RACING Galleryのメインホール(常設展示エリア)のイメージ
Honda RACING Galleryの企画展示エリア(地下1階)のイメージ
Honda RACING Galleryの企画展示エリア(地下1階)のイメージ

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