水原氏とは「もう友達ではないですけど...」 意味深すぎる1か月半前の大谷発言、これは「ユーモア」「ジョーク」だったのか

米大リーグのドジャースが2024年3月21日(日本時間)、違法賭博への関与を理由として大谷翔平選手の専属通訳の水原一平氏を解雇したことを米メディアなどに対して明らかにした。

国内外の野球ファンに大きな衝撃を与えたこの問題をめぐっては、水原氏との「関係」について語った大谷選手の過去の発言がにわかに注目を集めている。

「ビジネスの関係なので、もう友達ではないですけど」

水原氏はエンゼルス時代から大谷選手の専属通訳を務めており、公私問わず大谷選手の支えになってきた。結婚前だった大谷選手がオールスターゲームに選出された際には、ともにレッドカーペットショーを歩くほどの仲だった。

大谷選手の「相棒」とも言える水原氏の解雇報道を受け、SNSでにわかに注目を集めているのは、ドジャースへの移籍後初めて登場したファンフェスタでの大谷選手による発言だ。 エンゼルスからの移籍が発表された際には、ドジャースファンから2人揃っての移籍を喜ぶコメントが相次いでいたことから、2月3日(現地時間)に行われたトークショーでも水原氏に関する質問が飛んだ。

司会の男性が「(2人は)どのように関係を築いたのか? 大谷選手が答えて、水原さんが通訳してください」とすると、大谷選手は舌を出して苦笑。顔をかき、少し悩んだような様子も見せた。

笑いながら「ここはもうビジネスの関係なので、もう友達ではないですけど...」。「ハハハ!」という笑い声を挟んで「割り切って付き合ってます」と話した。

水原氏は苦笑しつつ、英語で「僕たちは友達とかではないです。ただのビジネスパートナーです」とすると、会場は大きな笑いに包まれた。司会も「本当に?」と笑っていた。

当時は「ユーモアに富んだ切り返し」(フジテレビ・めざまし8)、「大谷翔平はジョークも一流」(東京中日スポーツ)などと、ユーモアや冗談の類として報じられていた発言だった。だが、SNSでは、水原氏の解雇報道を受け意味深長なコメントだったのではないかとする声が上がっている。

「大谷くんが2月にインタビューで通訳を『友達ではない。ビジネスの関係』って言ったのを信頼関係の上のジョークみたいになってたけど。案外とマジで言ってたりしてね...笑」
「水原一平さんの件、大谷翔平選手のメンタル心配してる人多いけど、元々『友達ではない』『少し信頼してる』て冗談ぽくインタビュー応えてたし(冗談じゃなかったてことだけど)結構前からわかってたと思う」
「2人の表情見てるとこれはジョークではないんだなってのが分かるな。一平さん残念です」

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