「柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働を進めたい」 新潟県の花角英世知事を資源エネルギー庁の村瀬佳史長官が訪問

東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に理解を求めるため、県庁に花角知事を訪ね、面会する村瀬佳史経産省資源エネルギー庁長官(左)=2024年3月21日、県庁(写真映像部 永井隆司撮影)

 政府が再稼働を目指す新潟県の東京電力柏崎刈羽原発を巡り、経済産業省資源エネルギー庁の村瀬佳史長官が3月21日、新潟県庁で花角英世・新潟県知事と面会し「柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働を進めたい」と述べ、再稼働に同意するよう理解を求めた。花角知事は原発事故時の住民避難などの課題を挙げ「再稼働に関わる議論を今後深めたい。その上で県民がどう受け止めるか丁寧に見極めたい」と応じた。

 これに先立ち斎藤健経産相は、3月18日に花角知事に電話で再稼働への同意を要請していた。

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