春の日差しが祝福 沖縄県内の小学校で卒業式 1万6千人が巣立つ

保護者や先生に祝福され、見送られる卒業生=21日午前、浦添小学校

 【浦添】浦添市立浦添小学校(奥平美智子校長)の卒業式が21日に開かれ、113人の児童が学びやを巣立った。柔らかな春の日差しが降り注ぐ中、卒業生は先生や保護者らに祝福され、小学校生活に別れを告げた。県内公立小学校の卒業式は21、22両日にピークを迎え、約1万6千人が卒業する。

 式辞で奥平校長は「皆さんが平和な世の中の担い手となる日を楽しみにしている。目標は必ずかなうので頑張ってほしい」とはなむけの言葉を贈った。

 卒業生の伊敷航龍さんは「学校の募金活動で呼びかけの言葉を考えるのは大変だったが、いい経験になった。いろんな人を笑顔にできるハンドボールのゴールキーパーになりたい」と話した。座間味桃乃さんは「友だちと楽しく過ごせた修学旅行が一番の思い出。中学でも水泳を一生懸命やりたい」と笑顔を見せた。

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