選抜高校野球大会に9年ぶり6度目出場となる神村学園(鹿児島県いちき串木野市)は、第5日第1試合(22日、午前9時開始予定)で2年連続12度目の作新学院(栃木)と顔を合わせる。神村の小田大介監督(41)と作新学院の小針崇宏監督(40)に初戦の意気込みなどを聞いた。
-勝負の鍵となるのは。
小田「相手は小川君、石毛君などいい投手ばかりなので得点を重ねるのは難しい。守備からリズムをつくりたい。ワンチャンスをものにしたい」
小針「神村は夏に活躍した選手もいる。投手陣がどれだけ打者に向かっていけるか。攻撃はしつこくつないでいきたい」
-相手投手の攻略法は。
小田「小川投手は真っすぐも変化球も精度が高い。積極的にバットを振らせたい。制球もいいので、粘り強く食らいつきたい」
小針「相手エースは左投手。自分たちは左打者が多いが、ストレートの球威に負けないようにしたい。逆方向に強い打球で打ちたい」
-理想の展開は。
小田「自分たちのペースで野球ができるかがポイント。まずは1点とってプレッシャーをかけたい」
小針「無駄な失点をしない。立ち上がりが大事になってくる。打者で言えば1巡目がポイントになる」