中国西蔵自治区の貿易額、1~2月は前年同期比3.6倍

中国西蔵自治区の貿易額、1~2月は前年同期比3・6倍

14日、多くの人が訪れた西蔵自治区ラサ市の八廓街。(ラサ=新華社記者/孫非)

 【新華社ラサ3月21日】中国西蔵自治区ラサ税関が19日に発表した同自治区の1~2月の貿易額は前年同期比3.6倍の17億5100万元(1元=約21円)だった。うち輸出は3.9倍の16億5300万元、輸入は75.1%増の9800万元で、15億5500万元の黒字となった。

 一般貿易は3.4倍の10億7900万元で主要な貿易方式となった。辺境小額貿易は3.8倍の6億2400万元だった。

 主要貿易相手との貿易はいずれも伸びた。ネパールは4倍の6億7600万元で最大の貿易相手となった。インドは3億200万元、米国は9300万元で、大幅に伸びた。「一帯一路」共同建設国は2.6倍の11億8400万元となった。

 市場主体の9割を超える民間企業の貿易額は3.6倍の17億2200万元で、全体の98.3%以上を占めた。国有企業は3.4倍の1600万元だった。

 輸出品目別では、労働集約型製品が8億4600万元、機械電気製品が4億7600万元、文化商品が1億2200万元となった。

 輸入品目別では、機械電気製品が3600万元、商品(コモディティー)が3千万元、食品が2500万元だった。

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