ポルトガル代表DFカンセロ、同代表FWクリスティアーノ・ロナウドは「もうピークを過ぎている」

写真:カンセロにとってC・ロナウドは全盛期をすでに過ぎているようだ ©Getty Images

バルセロナに所属するポルトガル代表DFジョアン・カンセロが、代表でチームメイトであるクリスティアーノ・ロナウドについて「選手としてのピークは過ぎている」と語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

カンセロは、ポルトガル代表におけるC・ロナウドの重要性について質問された。同選手はチームにとって“重要な選手”であると答えつつも、C・ロナウドは選手としてのピークを過ぎており、チームは「彼にすっかり依存しているわけではない」と主張した。

「C・ロナウドは僕ら代表チームにとって重要な選手だ。ただ、15年間メッシとバロンドールを争ってきたが、サッカー選手としてのキャリアは25歳から32歳の間で、ピークは過ぎている」

「たしかに彼はポルトガル代表にとって大きな存在だ。でも、代表チームがすっかり彼に依存しきっているわけではない」

ポルトガル代表を率いるロベルト・マルティネス監督は、C・ロナウドの「伝染病のようなハングリー精神」が、同選手を代表として出場させ続けていると語っている。

「指導者として多くの選手と仕事をしてきたが、クリスティアーノを特別な存在としているのは、常にベストであるための準備を怠らないことだ。周りに伝染するようなハングリー精神だが、みんながそれをできるかというと非常に難しい」

C・ロナウドはこれまでポルトガル代表として205試合に出場し、128ゴールを記録している。2022年にはサウジアラビアのアル・ナスルに加入し、同クラブでは公式戦52試合に出場して42ゴールと13アシストを記録している。

そして、UEFA EURO 2024予選ではポルトガル代表として9試合に出場して10ゴールを記録し、同代表のEURO本大会出場に大きく貢献した。今年で39歳となったC・ロナウドだが、今もなお一線級の活躍をしている。

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