代々木公園で脱原発集会やデモ開催。大竹「原発のデブリはどこに持っていくの?」

3月21日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、脱原発を呼びかける運動について取り上げた。

3月20日、東京都の代々木公園にて「さようなら原発」運動の全国集会が開催された。
一時は雨も降る中、脱原発を呼びかけ。集会後はデモ行進も行われた。
本運動は、故人である作家・大江健三郎さんや瀬戸内寂聴さん、音楽家・坂本龍一さんらが呼びかけ人となって始まったもの。

大竹まこと「大江さんは生前この番組にいらっしゃったときのも、この運動のことをおっしゃっていて。大江さんが強く脱原発を訴えていたのを、私は今でも鮮明に覚えています。
まあね、福島第一原発がああいうことになってから、未だにデブリが取り出せていない。他の方も追悼で書いていたけれど、もしもデブリが取り出せたとして、どこに持っていくの? 保管場所はあるの? それもまだ分かってないと。1ミリのデブリも取り出せてないこの状態が、これから何十年も続くと。デブリが取り出せなければ、原発から出たいわゆる処理水はずっと海に流し続けることになりますね。福島の漁連はまだちゃんと反対の意を表明してるわけですけど、日本はこれからどういう風に舵を切るつもりなんでしょうかね」

© 株式会社文化放送