気象庁は21日(木)、向こう1か月(3/23~4/22)の天候の見通しを発表した。寒気の影響を受けにくく、暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は全国的に平年より高くなりそうだ。特に北日本と沖縄・奄美では期間の前半、西日本では期間のはじめに気温がかなり高くなる見通し。
また、 低気圧や前線などの影響を受けやすいため、向こう1か月の降水量は西日本で多く、東日本で平年並みか多い見通し。日照時間は西日本で少なく、東日本で平年並みか少なくなりそうだ。
■高温に関する早期天候情報
北海道と東北では向こう2週間程度は気温が高くなることが予想される。特に28日(木)ごろからの5日間ほどは平年よりかなり高くなる可能性があるため、気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。
■早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。