大谷翔平選手の通訳・水原一平氏が解雇=台湾ネット「これは衝撃」「不可解な点多い」

米MLB・ドジャースが大谷翔平選手の通訳を務める水原一平氏を解雇したことに、ファンが反応を示している。写真は大谷翔平選手のインスタグラムより。

米MLB・ドジャースが大谷翔平選手の通訳を務める水原一平氏を解雇したことに、ファンが反応を示している。

米国の複数のメディアによると、水原氏は違法なスポーツ賭博に関与していた疑いがある。という。水原氏は20日の開幕戦の後、チームメートに「自分はギャンブル依存症」と明かし、「すべて自分のせい」と語ったという。

大谷選手の口座からブックメーカーに450万ドル(約6億8000万円)が送金されていたとも伝えられているが、水原氏は昨年、借金の返済を大谷に依頼したことを明かし、「翔平はギャンブルに全く関与していなかった」「このギャンブルが違法なものだとは知らなかった」とインタビューで語ったという。

また、大谷選手の弁護士事務所は「(大谷は)巨額の窃盗の被害者であることが明らかになった」とコメントした。

台湾メディアの華視は21日、ドジャースが滞在している韓国・ソウルの街でドジャースファンにインタビューしたところ一様に信じられないといった様子だったとし、日本人のファンが「大谷くんがかわいそう。信頼していた人に裏切られたと思うと心が痛む。昨日の試合もそう思ってプレーしていたのかと思うと悲しい」と語ったことを紹介した。

また、米国人のファンが「ニュースでこんな報道を見るのは本当に奇妙な感じだ。本当にひどい。彼らは友人同士だったと思う。昨日の試合でも、何事もないようにおしゃべりしていて、今朝になってこんな報道が出た。(大谷に影響は?)出ないでほしいし、そのために彼の弁護士がすぐに介入したのだろう」と語ったことも伝えた。

台湾のネット上では「これは衝撃だ」「賭博はドラッグと同じ。一度手を出すと一生を棒に振る」「やるなら合法的なスポーツくじにしておくべきだったね」「まあ、通訳のなり手は山ほどいるだろう」「大谷は関与していないというけど、大谷の口座の金を好きにできたってこと?」「なんだか単純ではなさそうだ。不可解な点が多い」「真実がどうであれ、一平は自分が盗んだと言うしかないだろう。そうでなければ大谷が大変なことになる」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田)

© 株式会社 Record China