被災地、雪うっすら 県内7地点で冬日

被災地の屋根や道路を白く覆う雪=21日午前9時15分、珠洲市正院町川尻

  ●珠洲2センチ、輪島1センチ

 21日の石川県内は強い寒気が流れ込み、断続的に雪が降った。最深積雪は珠洲と白山河内で2センチ、輪島で1センチを観測。最低気温は七尾で氷点下1.5度、珠洲と羽咋で同0.6度など県内11観測地点のうち7地点で「冬日」となった。

 能登半島地震で被災した珠洲市正院町川尻では、民家の屋根や崩れたブロック塀がうっすらと白く覆われ、ヘルメット姿の作業員が厳しい寒さの中、倒壊家屋の片付けを進めた。

 金沢地方気象台によると、県内は22日明け方まで雷を伴って雪の降る所がある見込み。

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