内藤剛志主演「警視庁・捜査一課長」が1年ぶりに復活。“必ずホシをあげる!”

テレビ朝日系では、4月18日に内藤剛志主演の「警視庁・捜査一課長スペシャル」(午後8:00)を放送。ひらの刑事からはい上がってきた、たたき上げの捜査一課長・大岩純一(内藤)と捜査員たちの熱き奮闘を描き、大好評を博してきた人気シリーズ最新作が1年ぶりに登場する。

「警視庁・捜査一課長」は、2012年に「土曜ワイド劇場」の1作として誕生。これまで、連続ドラマが6シーズン、スペシャルドラマが9作オンエアされた。放送のたびにSNSでも盛り上がり「#捜査一課長」や番組の代名詞ともいえるセリフ「必ずホシをあげる!」などがトレンド入りしてきた。

今回も“お約束”通り、大岩が事件発生を知らせる電話を受ける場面から幕を開ける。電話を取った大岩が発したのは「何? 最後のご遺体!? …分かった、すぐ臨場する」という言葉だ。

大岩は、運転担当刑事・奥野親道(塙宣之)と共に事件現場に急行。東京・渋谷の路地裏で刺殺されていたのは、フードプロデュース会社の社員・押尾貴代だった。遺留品のバッグの中からは、なぜかかつて喫茶店によく置かれていた“ルーレット式おみくじ器”が見つかる。さらに、事件の夜、昭和レトロなファッションに身を包んだ謎の女が現場にいたことも分かる。

その矢先、貴代の上司であるフードプロデュース会社社長・飯吉望のパワハラ発言の音源がネット上に流出。飯吉は大炎上し、会社の株価は大暴落してしまう。まもなく音源の流出先は、貴代のSNSの裏アカウントだと判明。その裏アカウントには事件の5時間前にパフェの画像が1枚アップされており、それが最後の投稿になっていた。

そんな中、昭和のおみくじ器に興味を抱いた刑事・平井真琴(斉藤由貴)は、1軒の喫茶店にたどり着く。その店は“さすらいの洋菓子職人”を名乗る永井杏子が営む、昭和をコンセプトにしたレトロなカフェ。貴代が最後に裏アカウントに投稿したパフェの写真は、彼女が貴代に提供したものであることが明らかに。一気に杏子への疑いが強まるが、大岩は彼女の名を聞いて、過去の未解決事件を思い出す。それは24年前、杏子の家族に起きた誘拐事件だった――。

“平成に起きた誘拐事件”と“令和に現れた昭和レトロ女子”が複雑に入り乱れ、大岩らは昭和、平成、令和という時代をまたにかけた捜査に挑む今回のスペシャル。大岩を慕う“大福”こと平井役の斉藤、“見つけのヤマさん”こと小山田大介管理官役の金田明夫、“ブランク”こと奥野役の塙らレギュラーメンバーたちが顔をそろえ、鋼の結束力を見せつける。

ほかにも、刑事部長・笹川健志(本田博太郎)の“熱すぎる激励”や、大岩の妻・小春(床嶋佳子)とその愛猫ビビ(黒豆)、あずき(豆太郎)との日常、大岩がクライマックスで発する“魂の訓示”など、思わず「待ってました!」と声を上げたくなるシリーズの醍醐味(だいごみ)も満載だ。

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