世界幸福度ランキングでフィンランドが1位、米ランクダウン、中国ランクアップ

フィンランドが7年連続で世界で最も幸福度の高い国となりました。写真はフィンランド。

3月20日は国際幸福デーに当たります。国連は当日、「2024年度版世界幸福度報告書」を発表しました。報告によると、調査を受けた143の国や地域のうち、フィンランドが7年連続で世界で最も幸福度の高い国となり、2位以下はデンマーク、アイスランド、スウェーデンの順です

米タイム誌は19日、「米国は2023年の15位から23位に後退し、初めてトップ20から外れた。このほか、西欧諸国もランクダウンし、最下位はアフガニスタン、下から2番目はレバノン」と報じました。

報告によれば、中国は60位で、昨年の64位より4つ上がりました。

英オックスフォード大学サイードビジネススクールのヤン・エマニュエル・デ・ネーブ教授は国連の報告について、「若年層は一層孤独を感じた。二極化の深刻化、SNSのマイナス影響、経済の不平等による不動産購入困難を含む要素から、若年層の幸福度が低くなった」と分析しました。

2012年から、国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)が毎年世界幸福度報告書を発表しています。ランキングは、各国や各地域の1人当たりの国内総生産(GDP)、社会的支援、健康寿命、人生の選択の自由度、国民の寛容さ、腐敗の少なさなどの要素に基づくものです。(提供/CRI)

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