フットサル中に心肺停止 連携プレーで人命救助 大学生らに感謝状 千葉

フットサル中に心肺停止 連携プレーで人命救助 大学生らに感謝状

 2月、千葉市でフットサルをプレー中に心肺停止となり倒れた男性を連携プレーで救ったとして、男子大学生ら3人に消防から感謝状が贈られました。

 感謝状が贈られたのは、千葉市在住の会社員、峯島薫さんと新田善弘さん、それに東金市在住の大学生、板井祐輔さんの3人です。

 峯島さんと新田さんは2月17日、千葉市中央区川崎町のフットサルコートで一緒にプレーしていた40代男性が、突然心肺停止となり倒れたのを見て、速やかにAEDを使って応急処置を行ったほか、消防に通報したり周囲に協力を求めたりしました。

 求めに応じた板井さんも、大学で受講した救命講習の経験を生かして心肺蘇生を行い、救命に貢献しました。

 男性は病院に搬送され、現在は社会復帰しているということです。

 千葉市中央消防署の佐久間進署長は、「的確な状況判断と適切な応急処置で命が救われた」と、3人の連携プレーを称えました。

 これに対し、板井さんは「助けたい一心で手を挙げた。この経験を機に上級救命講習も学びたい」と話しました。

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