NHK、大阪で5世帯提訴　東京に続き、割増金求める

　NHKは21日、受信契約を締結していない大阪府内の5世帯に受信料と割増金の支払いを求め、大阪簡裁などに提訴した。正当な理由なく期限までに受信契約に応じない人などに、受信料の2倍の割増金を請求できる制度が昨年4月に導入され、同11月には東京都内の3世帯を提訴していた。

　NHK大阪放送局によると、契約締結を求める文書を送付し電話や訪問などでも説明したが、期限までに応じなかった。昨年提訴の訴訟では東京地裁が今月14日、1世帯に計約6万8千円の支払いを命じる判決を出した。他の2世帯の訴訟は継続中。