イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が、今夏の代表ウィーク2試合に向けて意気込んだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。
今夏ユーロ2024を控える前回王者・イタリア代表。今回の代表ウィークは米国遠征で国際親善試合を2つ、21日にベネズエラ代表、24日にエクアドル代表と対戦する。
初のA代表指揮で国際舞台が近づくスパレッティ監督は、ベネズエラ代表戦に先立ち、「何か現代的なことをテストする」と戦術の幅を広げる意向を明かす。
「近代サッカーでは、監督が90分間の間に異なるシステムを使い分け、それに対応できる選手が好まれる傾向だ。我々も同じことをしたい」
「これまではあまり時間がなく、[4-3-3]一択で戦ってきたが、たとえ今回の2試合で敗れようとも、この思考にこだわらなくてはならない時がきた。違うことをいくつか実験する」
イタリアメディアの論調をまとめると、スパレッティ監督が試そうとしている大枠は「3バック」。
「全ての事象が未来に影響力を持つ。我々コーチ陣はトレーニングセッションや90分間に着目し、今回の2試合で何が起こるかに大きな関心を持っているよ。今回を経て、新しい選手を探し求めることもあるだろう」
「イタリアはより強く、よりフレッシュに。そうあるべきだ」