シニア犬しか見せない『可愛い仕草』5つ 老犬ならではの動作や魅力をご紹介

シニア犬しか見せない「可愛い仕草」

犬はどの世代になってもいつまでも可愛いものですが、シニア犬にはシニア犬ならではの「可愛い仕草」があるのをご存じでしょうか。

そこで今回は、シニア犬しか見せない「可愛い仕草」について解説します。まだシニア犬を飼ったことがない飼い主さんはぜひ参考にしてくださいね♪

1.寝起きの「よっこいしょ」

シニア犬の寝起きの「よっこいしょ」が可愛いです♡

寝ぼけているし、筋肉の衰えから起き上がる力も弱くなっていて、1回の「よっこいしょ」では起き上がれないことがあります。

「よっ!(失敗して)よっ…よっ…っこいしょッ!」と、溜めたり勢いをつけたりする仕草もめちゃくちゃ可愛いんです。

手を添えそうになったり、起き上がらせてあげそうになったりすることもありますが、怪我をする危険がないのであれば、そっと見守ってあげるのがよいと思います。

2.ヨロヨロしながらトイレに行く

シニア犬がヨロヨロしながらトイレに行く仕草が可愛いです♡

寝ている時間がより長くなり、スッと起き上がり、スッと立ち上がることも難しくなり、トイレに行きたくなったからといって、サササッと歩けないのがシニア犬です。

よっこらしょで立ち上がった後、ヨロヨロしながらトイレに行きますが、シートのある場所まで辿り着けずに粗相をしてしまうことがあります。

ケージやベッドの近くにトイレを置くと嫌がる子も多いので、なかなか難しい問題です。大きめのシートを使ったり、複数枚を敷き詰めたり、マナーベルトやおむつで対策をするとよいのではないかと思います。

3.何もないところでつまずく

シニア犬が何もないところでつまずく仕草が可愛いです♡

愛犬がシニアになった頃から室内の段差には十分な対策をされていらっしゃるかと思います。それでも何もないところでつまずいてしまうのがシニア犬です。

人間の場合でも、足が上がらなくなってつまずきそうになったり、靴の爪先部分が擦れるようになったりする、という話を高齢の方から聞いたことがあります。犬にも同じことが起こるのかもしれません。

シニア犬にも毎日のお散歩をおすすめしたいです。自分の足で歩き続けるために、心と体の健康を維持するために、筋力の衰えを少しでも抑えることが目的です。

4.人が目の前を通るとビクッとしちゃう

シニア犬になると、視覚や聴覚が衰えるからなのか、人が目の前を通るとビクッとしちゃう仕草が可愛いです♡

急に現れたことに驚いてしまうのでしょうね。シニア犬同士の多頭飼いをしていると、目の前を通った犬も、目の前を通られた犬も、どちらもビクッとしていて可愛いです。

我が家の柴犬は、目の前を通る飼い主にビクッとし、背中の毛が逆立っているところもまた可愛かったです。まだ威嚇する本能が残っているんだなぁと、愛おしく思った瞬間でもありました。

5.カキカキしたいけど足や手が届かない

シニア犬になると、カキカキしたいけど足や手が届かず、エアーカキカキになってしまう仕草が可愛いです♡

体幹が弱くなり、上手く体を支えることができなくなってしまうからなのでしょうか。手足の筋肉が衰えてしまうからなのでしょうか。

猫ほどではありませんが、犬も自分で毛づくろいをします。しかし、シニアになると、痒い部分をカキカキすることが難しくなることがあります。

皮膚の健康状態をチェックしつつ、こまめなブラッシングと必要に応じたシャンプーで、皮膚の健康状態を保つことが大切です。

まとめ

シニア犬しか見せない可愛い仕草を5つ解説しました。

  • 寝起きの「よっこいしょ」
  • ヨロヨロしながらトイレに行く
  • 何もないところでつまずく
  • 人が目の前を通るとビクッとしちゃう
  • カキカキしたいけど足や手が届かない

子犬の頃のヨチヨチ感も可愛いのですが、シニア犬のヨチヨチ感もまた可愛いものです。(赤ちゃんに戻ったようだ♡)と感じられる方もいらっしゃるのではないかと思います。

我が家の愛犬たちは、生後7カ月と成犬になってから家族に迎えたため、子犬の頃を知りません。そのためか、シニアになり、少しずつ衰えが見え始めた仕草が可愛く愛おしく感じられます。

これから愛犬のシニアになった姿を初めて目にするという飼い主の皆さんにも、今シニアの愛犬と暮らす飼い主の皆さんにも、愛犬の介護に苦労しながらも、幸せな毎日が続くといいなと思います。

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