「100%を求めながらも...」U-23日本代表の完成度は? 大岩剛監督がマリ戦へ意気込み

U-23日本代表は3月21日、国際親善試合・マリ戦の前日会見を実施。大岩剛監督が登壇し、意気込みを語った。

指揮官はマリ戦に向けて、「誰が出場しても、どういう組み合わせでも、相手がどこでも、我々のしっかりとしたコンセプトのなかでそれぞれがプレーできるような環境を作ったうえで戦いに挑みたい」とコメント。さらに、「現状のチームの完成度は何パーセントか?」との質問には次のように答えた。

「完成度という部分で数字はない。なぜなら選手も変わりますし、我々のプレースタイル、コンセプト、そういうのも含めていろんな選手が招集されるなかで、同じようにそれぞれ特徴のある選手が集まっているので、その都度、レベルの高いものにしていけるように、やってきています。

今回もこれまで2年間で積み上げてきて、最終予選前の大事な時期に、選手がどういうパフォーマンスを示してくれるのか、それをしっかりとこの試合に向けて準備をしてきました。そして、結果や課題を北九州で行なわれるウクライナ戦に向けてアップデートしていく、という作業をこの2年間ずっとやってきたので、常に100パーセントを求めながらも、より良いものを求めて、選手たちにもいろんな課題を示しながら、成長を促したいと思っています」

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これまでも未決定だったチームのキャプテンについては、「まだ決まっていない」と言い、「チームにおける中心選手は複数います。オフザピッチでチームを盛り上げてくれるキャラクターの選手もたくさんいますので、名前は出しませんけど、みなさんに想像で名前を挙げてもらえればいいと思う」とした。

4月に行なわれるパリ五輪最終予選前の最後の活動で、試金石となる2試合。その1戦目のマリ戦は、22日にサンガスタジアム by KYOCERA(京都)で開催される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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