災害が起こった時の糧に 災害医療チーム「JMATおかやま」報告会 大切なのは日ごろの備え/岡山・津山市

能登半島地震に伴い、災害医療チーム「JMATおかやま」として岡山県北から派遣されたメンバーの報告会(津山市医師会主催)が14日、津山市の津山保健センターホールで開かれた。

津山中央記念病院と大原病院の医師、津山中央病院の看護師、薬剤師らでつくる2チームが派遣され、石川県庁に設けられたJMAT金沢以南調整支部での活動を説明した。

「保健所との協議・連携を開始できたが、リハビリ支援のJRATとの連携は活動期間の限界でできなかった」と成果と課題を振り返り、今後に向けて「勤務する病院での災害マニュアルの見直しを進め、災害対策について話し合いたい」「一番大切なのは日ごろの備えであり、今回の活動は岡山で災害が起こった時の糧になる」などと述べた。

関係者のほかオンラインを含めて約40人が参加し、熱心に耳を傾けた。

© 津山朝日新聞社