書類投げ椅子を蹴る「辞めたら」部下にパワハラ 京都府警が50代警部補を処分

京都府警本部

 部下の警察官にパワハラをしたとして、京都府警監察官室は21日までに、木津署の50代男性警部補を本部長注意の内部処分にした。処分は7日付。

 府警によると、警部補は昨年11月~今年1月ごろ、署内などで部下の男性警察官に対し、業務の指導中に書類を投げたり、近くの椅子を蹴ったりした。また、「10年やってこんなもんか」「辞めたら」と能力を否定する発言を少なくとも複数回行ったという。

 府警監察官室の調べに警部補は「指導する際、感情をコントロールできなかった。ハラスメントであることは理解しており、反省している」と話しているという。同室は「職員に対して指導、人事管理を徹底する」としている。

© 株式会社京都新聞社