「オオタニを守れ!」水原通訳が電撃解雇も、大谷翔平は“2番・DH”でスタメン出場! SNS上では日米から安堵の声「HR打って気分変えよう」

衝撃的なスキャンダル後も、球界のスーパースターはスタメンに名を連ねた。

3月21日、ロサンゼルス・ドジャースは韓国・ソウルで行なわれるサンディエゴ・パドレスとの開幕シリーズ第2戦のスタメンを発表した。大谷翔平は前日に引き続き「2番・指名打者(DH)」で先発出場。水原一平通訳の電撃解雇後、初の試合に臨む。

20日のオープニングゲームでは、昨年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でチームメイトだったダルビッシュ有と対峙した大谷。初回は遊ゴロに倒れたが、3回の第2打席にシンカーを捉えて右安打で出塁すると、次打者の初球で即スチールを決めるなど俊足を披露した。さらに2点リードした8回には1死一、二塁の場面で中適時打を放ち待望のドジャース初打点を挙げるなど、5打数2安打1打点、1盗塁で逆転勝利に大きく貢献した。

だが試合後、開幕戦を勝利で飾ったクラブハウス内で信じられない出来事が起きた。

ロサンゼルス・エンジェルスから盟友として大谷と厚い信頼を築き、新天地でも通訳としてタッグを組んでいる水原氏の違法賭博が発覚。「ギャンブル依存症だった」と衝撃の告白をし、同氏は大谷をはじめとした選手や球団関係者に謝罪。数時間後、水原通訳の解雇がドジャースから発表された。

メンタル面への影響が心配されたなか、大谷はムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンとの「MVPトリオ」を2戦連続で形成。この発表にSNS上では日米の野球ファンが安堵している。

「何があってもショウヘイ・オオタニを守ろう」
「レッツゴー!! ショウタイム!!」
「Great lineup,Good luck」
「今日、ホームランを打って気分を変えよう」
「複雑な心境だろうと思うけど、頑張って!」

なおラインナップは以下の通りで、先発マウンドには山本由伸が上がる。3年連続で沢村賞を受賞した右腕が、いよいよメジャー初登板を果たす。
1番 ムーキー・ベッツ(ショート)
2番 大谷翔平(指名打者)
3番 フレディ・フリーマン(ファースト)
4番 ウィル・スミス(キャッチャー)
5番 マックス・マンシー(サード)
6番 テオスカー・ヘルナンデス(レフト)
7番 ジェームズ・アウトマン(センター)
8番 ジェイソン・ヘイワード(ライト)
9番 ギャビン・ラックス(セカンド)
投手 山本由伸

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社