フランス代表、EURO2024に向けた新ユニフォームを発表!80年代「巨大エンブレム」が復活を果たす

フランスサッカー連盟(FFF)とキットサプライヤーのNikeは18日、UEFA欧州選手権(EURO2024)に向けたフランス代表の新ユニフォームを発表した。

France 2024 Nike Home

フランス代表 2024 Nike ホーム ユニフォーム

2024新ホームユニフォームは二つのポイントがあり、一つはキットカラー。近年は暗めのブルーやネイビーを基調色に使うことが多かったが、今回はクラシックな明るめのブルーを採用となった。

フランス国旗色のトリコロールをあしらう襟のストライプは、その左右非対称デザインがユニーク。

準優勝したEURO2016のユニフォームも明るいブルーを使用していたが、この時はネイビーとの組み合せ。今回の色は2000年代までのキットカラーを彷彿とさせる。

そしてもう一つの大きな特徴は、いつもより明らかに大きいサイズの左胸のエンブレム。上記画像は1982年のワールドカップでのユニフォームだが、今回と同じように胸に大きな雄鶏を付けている。

新ホームユニフォームのデザインは、1980年代の偉大な代表選手たちへの敬意と称賛がテーマ。

1982W杯は4位、1986W杯は3位、そしてEURO1984は初優勝と、80年代のフランス代表は黄金期を迎えていた。そんなレジェンドたちが活躍した時代のユニフォームと同じように、今回のエンブレムは大きめサイズを採用している。

パンツはホワイトを採用。少しだけ見えるソックスはレッドのようだ。つまり2024モデルも「青-白-赤」のフランス国旗トリコロールを表現した伝統のスタイルとなる。

新ホームユニフォームは、3月23日にホームで行われるドイツとの親善試合でデビューの予定。

同時に発表となった新アウェイユニフォームも、ホームと同様に80年代を彷彿とさせるデザインが登場した。

France 2024 Nike Away

フランス代表 2024 Nike アウェイ ユニフォーム

新アウェイユニフォームは伝統のホワイトを基調に、レッドとブルーのピンストライプを走らせるデザインに。こちらも80年代の黄金期を彷彿とさせるクラシックなスタイルだ。

ベースのデザインはクラシックだが、ストライプの色は左右で半々に分けるアシンメトリーで、単に80年代の再現ではなくモダンな要素も取り入れている。

パンツはブルーを基調とするが、シャツと同様にピンストライプをあしらう斬新なスタイル。ソックスはホワイトで、上から「白-青-白」のコンビネーションとなる。

この新アウェイユニフォームはU-23チームが最初に着用予定。3月25日にホームで行われるU-23アメリカ戦でデビューする。

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欧州選手権は9大会連続11回目の出場となるフランス。ドイツを舞台に行われるEURO2024ではグループDに所属し、オランダ、オーストリア、そして3月26日に決定するプレーオフ勝者(ウェールズ、フィンランド、ポーランド、エストニアのいずれか)と対戦する。

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