[台北 21日 ロイター] - 台湾中央銀行は21日、政策金利を1.875%から2%へ引き上げた。今年のインフレ率見通しも引き上げた。
利上げは昨年3月以来で市場の予想外。ロイター調査ではエコノミスト26人中25人が金利据え置きを見込んでいた。
台湾中銀はまた、2024年の経済成長率見通しを昨年12月時点の3.12%から3.22%に上方修正。消費者物価指数(CPI)上昇率見通しも従来の1.89%から2.16%に引き上げた。
2月のCPIは3.08%上昇し、19カ月ぶりの高水準となった。食品が値上がりした。