【山口天気 夕刊3/21】あす22日(金)は厳しい底冷え…遅霜・水道管や路面凍結に十分注意 昼間は日ざしに温もりも 週末からは長雨に

きょう21日(木)の県内は、だいぶ落ち着いた空模様は戻りましたが、昼頃までは雲が目立ち、わずかににわか雨、にわか雪となった所もありました。

最高気温は岩国など1桁止まりとなった所もあり、体に堪える寒さが続く一日でした。

夕方から、次第にしっかりと晴れてきた所が多くなり、あす22日(金)の日中にかけては、高気圧に覆われて安定した晴天が続きそうです。

ただ、夜中からよく晴れることで、放射冷却の影響が強まり、あす22日(金)の最低気温は市街地の山口や岩国なども氷点下となり、山間部ほど一段と厳しい底冷えとなっていきます。

農作物は遅霜に注意が必要なほか、山間部ほど、路面凍結や水道管凍結などにも十分注意し、車の運転は安全第一の心がけをお願いします。

昼間は、次第に寒さは和らいでいき、日ざしに少し温もりを感じる陽気になってくる見込みです。

夕方からは雲が増えてくるでしょう。

スギ花粉が多少飛びやすく、ヒノキ花粉もわずかに飛び始めている状況。

しっかり対策は心がけましょう。

そして、晴天は長く続きません。

週末から来週初めにかけて、大陸から伸びてくる前線や低気圧の通過に伴い、曇りや雨のぐずつく天気が、少々長く続いてしまう見通しです。

特に、前線や低気圧が県内のすぐそばに進んでくる、日曜日や来週火曜日を中心に、場合によっては、季節外れの大雨に注意、という状況になるかもしれません。

一方で週末からは南風が入りやすくなるため、気温は高めで、比較的暖かな雨となりそうです。

この雨がサクラ開花を促す雨となる可能性もあります。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

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