尊富士、豊昇龍に屈し初黒星 3敗に琴ノ若ら4人

豊昇龍(右)が小手投げで尊富士を下す=エディオンアリーナ大阪

 大相撲春場所12日目(21日・エディオンアリーナ大阪)新入幕の尊富士が大関豊昇龍に小手投げで敗れ、初黒星を喫した。1場所15日制が定着した1949年夏場所以降、60年初場所の大鵬に並び最長とした新入幕初日からの連勝は11で止まった。豊昇龍は9勝3敗。

 新大関琴ノ若は、2敗の大の里を小手投げで下し、3敗を守った。尊富士を2差で追う3敗は豊昇龍、琴ノ若、平幕の大の里、豪ノ山の4人。

 他の大関陣はかど番の貴景勝が関脇若元春に寄り切られ、7勝5敗。霧島は翠富士に屈し9敗となった。小結阿炎は勝ち越した。

 十両は水戸龍、大翔鵬、朝紅龍が3敗で首位。

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