第16回「I氏賞」大賞は倉敷市出身の美術家・蓮岡匡浩さん「表現力と洗練されたデザイン感覚」を評価【岡山】

岡山県ゆかりの若手美術家に贈られる「I氏賞(あいししょう)」の贈呈式が岡山市で行われました。

「I氏賞」は次代を担う美術家を育成しようと高梁市出身の京セラ元会長、伊藤謙介さんの寄付金をもとに2007年に創設されたものです。

16回目となる今回は倉敷市出身の美術家、蓮岡匡浩さんに大賞が贈られました。選考委員長からは蓮岡さんの作品に対し「表現力と洗練されたデザイン感覚を備え独特の存在感を放つ」とのコメントが贈られました。

(蓮岡匡浩さん)
「故郷の岡山県でこのような賞が頂けるということは地位や名誉とは関係なく、僕の中で純粋にうれしいことです。この経験を活かして、自分の今後の制作に繋げていけたらいいかなと思っています」

また、奨励賞には倉敷市の中桐聡美さん岡山市出身の文谷有佳里さんが選ばれています。

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