電子部品メーカーの設備開発拠点が盛岡市に完成 運用に地元採用も見込む

国内大手の電子部品メーカーが盛岡市に整備を進めていた自社の生産設備の開発を行う拠点が完成し、21日、竣工式が行われました。

盛岡市向中野に完成したのは、横浜市に本社を置くヒロセ電機の「東北アドバンスト・テクノロジーセンター」です。
21日は関係者およそ50人が出席して竣工式が行われ、神事やテープカットで施設の完成を祝いました。
鉄骨平屋建ての施設の面積は2092平方メートルで、土地などを含めた総投資額はおよそ15億円です。
電子部品の生産力の強化を目指してセンターでは、自社の生産設備の開発やエンジニアの技術力の強化にも取り組みます。

(ヒロセ電機 石井和徳社長)
「岩手県中心のマザー工場を持っているので改めて生産技術力の強化がスタートできることをうれしく思います」

ヒロセ電機はセンター運用のための人材として、5年以内に10人の地元採用を見込んでいます。

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