広島県内は真冬並みの寒さ 桜の開花も「しばらくかかりそう」

県内は21日も真冬並みの寒さとなり、県北では午前中、強く雪が降りました。そのため、桜の開花について気象台は「しばらくかかりそう」と話しています。

21日午後、広島市中区の縮景園にあるソメイヨシノの標本木では気象台の職員がつぼみを入念に確認していました。

しかし、ピンク色に色づいたものや白い花びらが見えるものはあったものの

「開花」しているつぼみは確認されませんでした。日本気象協会の”当初の”

広島の開花予想はきょう(3月21日)でした。

■広島地方気象台の職員

「おととい(19日)から変化がそれほど見られないので、きのう冷え込んだのが影響した。まだ開花がきょうあすあさってみたいなことはない。まだしばらくかかりそう」

20日から続いた寒気の影響。庄原市高野町では、21日朝も一面、雪景色でした。

■牛を飼育している人

「(きのうは)日中ずっと降ってましたのでこの状態です。ずっと雪かきに追われていた感じ」

21日の最高気温は庄原市高野町で1.6度、広島市中区で7.7度と、20日に引き続き真冬並みの寒さでした。23日から平年を上回る気温となる見込みで、気象台は桜のつぼみが膨らむとみています。

(2024年3月21日放送)

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