在宅勤務中に「音楽」を聴いていることがバレて減給に。会社でも「ラジオ」は流れているし、問題ないと思ったのですが…。

在宅勤務中に音楽を聴くのはダメなのか

ラジオが流れている職場であれば、在宅勤務中も音楽を聴きながら仕事をしてよいと考える人もいるでしょう。しかし、会社の規定や、在宅勤務の就業規則、上司の考え方などによっては、在宅勤務中に音楽を聴くことが認められない場合もある点に注意が必要です。

場合によっては、本記事のタイトルにあるように、上司に伝わり、減給などの処分を受ける可能性もあります。思わぬ処分を受けないためにも、在宅勤務中の決まりをあらかじめ会社に確認することが大切です。

万が一、在宅勤務中に音楽を聴いていたことによる減給処分に納得できない場合は、上司と話し合いをするとよいでしょう。明確な理由を聞くことで、今後、同じような処分を受けるのを避けることにもつながります。

仕事中に音楽を聴くことのメリット・デメリットは

ここでは、仕事中に音楽を聴くメリット・デメリットを紹介します。

・メリット

音楽を聴きながら仕事をするメリットとしては、周囲の雑音を遮断して仕事に集中できる点が挙げられます。また、モチベーションを高める効果も期待できます。単調な作業をするときなど、気分が乗らない場合もあるかもしれません。

そのような場合でも、音楽を聴きながら仕事ができれば、スムーズに作業ができる人もいます。さらに、ヒーリングミュージックなど、リラックス効果が期待できる音楽であれば、気持ちを穏やかにして仕事ができるでしょう。

・デメリット

一方、音楽を聴きながら仕事をするデメリットとしては、周囲の音が聞こえなくなる可能性がある点が挙げられます。特に、ボリュームを大きくすると自分だけの世界に入り込めますが、会社からの電話に気付けない恐れもあるでしょう。会社からの電話に出ないと、仕事をさぼっていると見なされ、処分を受ける可能性も否めません。

また、音楽に集中しすぎて業務に対する集中力が切れてしまう場合もあります。集中力が切れると作業効率が下がるため、注意が必要です。特に、歌詞が入っている音楽の場合、曲に意識が向いてしまう傾向があるので、なるべく歌詞が入っていなくて落ち着いた曲を選ぶとよいでしょう。

在宅勤務中のルールを確認しよう

職場でラジオがかかっている場合でも、在宅勤務中に音楽を聴いてはいけないという規定や、上司の考えがある可能性もあります。そのような場合、自宅で音楽を聴いていることが分かると処分を下されるケースもあるため、注意が必要です。予期せぬ処分を避けるためにも、在宅勤務に関する疑問があれば、事前に確認しましょう。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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