奈良県営水道事業懇談会 水道一体化 学識経験者などが意見交わす

奈良県の水道事業の経営のあり方について意見を交わす懇談会が奈良市内で開かれました。

この懇談会は県営水道について水道の関係者、学識経験者、消費者の代表が意見交換するものです。

21日は委員のなかから座長が選ばれたあと、人口減少や施設の老朽化などに対応するため、県と参加する市町村などで上水道事業を統合する県域水道一体化について意見が交わされました。県域水道一体化は2025年4月の事業開始を目指していて、料金体系やメリットなどについての質疑が行われました。

また「能登半島地震を受けて、水道の強靭化も検討してほしい」といった意見も出されました。

懇談会で出された意見などは県域水道一体化の事業開始に向けて検討を進めている協議会のなかで参考にされるということです。

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