第96回選抜高校野球大会(センバツ)は第4日の21日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦3試合を行った。青森県の青森山田は京都国際を4-3の九回サヨナラで破り、3度目のセンバツ出場で待望の初勝利を挙げた。
青森山田は初回、原田純希(あつき)=平川市出身=、吉川勇大(青森市出身)、伊藤英司の3連打などで2点を先制。八回に3-3の同点とされたが、吉川の三塁打で得た九回1死三塁の絶好機に伊藤英が左前へ適時打を放ち、試合を決めた。
主戦関浩一郎(青森市出身)は8回3失点と粘りの投球。継投した櫻田朔(さく)=五所川原市出身=が九回を無失点で切り抜け、最終回の攻撃につなげた。
青森山田は第8日の25日、第1試合(午前9時開始予定)で広陵(広島)と8強入りを懸けて対戦する。