ウザママ「旦那さんが無職だと大変ね〜」子どもを送迎する【旦那】を勘違い! → 実は、彼の正体は──!?

夫の職業でママのランクは決まる? そんなわけはありませんが、そういった考えを持っている人も中にはいるようで……。筆者の知人Aさんは、ママ友に夫の職業を勝手に決めつけられバカにされていました。そんなAさんから聞いたママ友との話をご紹介します。

ftnews.jp

うちの旦那、無職に見える……かも

Aさんの夫は複数の事業の経営者。実質的な経営は人に任せているため、時間に余裕があって会社員のようにスーツを着ることもあまりありません。

5歳の娘の幼稚園への送り迎えも率先してやってくれており、Aさんはとても助かっていました。

しかし、あまりに自由人でカジュアルファッションの夫は、周囲のママさんたちから見れば何をしているかわからない怪しい人物だろうなと思うこともありました。

「旦那さんが無職だと大変ね」見下しママ現る

ある日、Aさんが娘のお迎えに幼稚園に行ったときのこと。とあるママ・Cさんが声をかけてきました。

「旦那さんが無職だと大変ね」

Cさんはいつも送り迎えをしているAさんの夫を見て、無職だと決めつけている様子。いきなりのことにAさんがポカンとしていると、Cさんはさらに言葉を続けます。

「恥ずかしがることないって。お金がないと大変だろうけどせいぜい頑張ってね」

Aさんの旦那は実はCさんの雇い主

ある日、経営するカフェに顔を出したAさんの夫。何とそこではCさんがアルバイトとして働いていました。夫とCさんはいつも幼稚園の送り迎えのときに顔を合わせている顔見知りなので、夫はCさんに声をかけます。

「こんにちは。うちのカフェで働いてくれてたんですね〜」

「うちのカフェ……?」

「そうなんです。ここ僕が経営してるんですよ」

Cさんはこのやり取りで初めて、Aさんの夫が無職ではなくカフェを経営していたことを知りました。そして、Aさんをバカにした発言をしていたことを思い出し青ざめたのです。

態度を急変させたCさん

その後、CさんはAさんに対する態度を豹変させました。媚びへつらうような態度になり、Aさんの機嫌を取ってきます。

Aさんとしては、バカにされるのも機嫌を取られるのも、気分がよくありません。夫の服装で勘違いをさせてしまったのかもしれませんが、最初に勝手に夫の職業を決めつけてバカにしてきたような人とは、お付き合いをしたくないというのが本音です。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶

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