栃木県佐野市町谷町の「万葉自然公園かたくりの里」でカタクリが見頃となり、園内の斜面を薄紫色に彩っている。
同公園は佐野、栃木両市にまたがる三毳山(みかもやま)の北側にあり、カタクリは約1.5ヘクタールの斜面に150万株ほどが群生している。
21日現在、全体の8割が開花しており、あと1週間程度、楽しめるという。この日は晴天となり、多くのハイカーや写真愛好家が来園。木漏れ日に輝くかれんな花に見入り、写真を撮るなどしていた。
さいたま市南区四谷2丁目、松岡澄江(まつおかすみえ)さん(71)は「とてもきれいでかわいらしい花。写真の撮りがいがあります」とにこやかに話した。