【高松宮記念】外国馬ビクターザウィナー順調に調整…「馬場悪化も問題ない」

JRAは21日、高松宮記念(G1・芝1200m)に出走予定のビクターザウィナー(香港)の調教状況および関係者のコメントを発表した。

ビクターザウィナー(せん6)
天候:晴 馬場状態:良
調教状況(プイチョウ・マン調教助手騎乗)
使用コース:ダートコース
調教内容:ダク左回り200m、キャンター左回り2100m、ダク右回り400m

「初の左回りも大丈夫」

プイチョウ・マン調教助手
「来日してからここまでの調整は順調に進んでおり、馬は一番良い状態にあります。中京は美しい競馬場で、現在の芝の状態は内側がやや荒れていますが、真ん中から外側は良い状態にあると思います。直線に坂がありますが、この馬は賢く、調教で一度走ればどうすればよいか分かっているので対応できると思います。香港でも左回りで調教することがありますし、以前オーストラリアにいた際も左回りで調教の経験がありますので、初の左回りも大丈夫でしょう。週末は雨の予報が出ていますが、馬場が悪化することがあっても問題ないと思います。マイルより長い距離では日本馬に分がありますが、スプリント戦なら我々にも勝機があると考えています。枠順や当日の天候にもよりますが、調教師たちと作戦を練って、良いレースをしてくれることを願います」

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