「神戸まつり」を主催する神戸市民祭協会(事務局・神戸市)は21日、2025年の神戸まつりのメイン会場をメリケンパーク(神戸市中央区)などのウオーターフロントエリアに移すと発表した。
例年は三宮周辺がメイン会場だが、一帯で進む再整備事業の影響を踏まえた。事業は今後、「おまつりパレード」が行われるフラワーロードをはじめ、工事が本格化する予定。市によると、工事で歩道や地下道の通行に影響が及ぶ可能性があり、観客の安全が確保できないと判断した。
新会場での詳細なプログラムは今後検討し、パレードを実施するかどうかは未定という。26年以降の会場については「再整備事業の進捗によって判断したい」としている。
今年の神戸まつり(4月21日)は例年通り、フラワーロードなどで開かれる。(井沢泰斗)