「たまたま車内にあった」缶酎ハイ3本飲んで事故 酒気帯びの40代職員を停職6カ月 姶良市

 鹿児島県姶良市は21日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で摘発され、罰金刑を受けた40代の男性職員を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 市総務課によると、職員は2023年9月24日午後4時ごろ、私用で訪れていた霧島市国分下井の道路で、酒気を帯び乗用車を運転した。「たまたま車内にあった缶酎ハイを3本飲み、1時間ほどして運転した」という。タイヤが側溝に落ち横転する事故を起こし発覚した。10月に略式起訴され、その後罰金50万円を納付した。

 湯元敏浩市長は「誠に申し訳なく、市民に深くおわび申し上げる。再度交通法規の順守および安全運転について、全職員に周知徹底を図った」としている。

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