開幕2戦目は序盤から点の取り合いに 山本由伸は1回5失点KO

日本時間3月21日、韓国・ソウルの高尺スカイドームではソウルシリーズ第2戦が行われている。12年3億2500万ドルの超大型契約を結んだ山本由伸(ドジャース)のメジャー初登板初先発が注目されたが、被安打4、四死球2、暴投1と本来のピッチングができず、1回43球5失点でノックアウト。2番手のマイケル・グローブも3回表に一挙4点を失ったが、ドジャース打線も反撃し、試合は3回を終了した時点でパドレスが9対6とリードしている。

山本は初球をザンダー・ボガーツに弾き返されて出鼻をくじかれた形となり、フェルナンド・タティスJr.には死球を与えて無死1・2塁のピンチ。ここでジェイク・クロネンワースにタイムリー三塁打を浴び、いきなり2点を失った。続くマニー・マチャドには四球を与え、金河成(キム・ハソン)の犠飛で3失点目。暴投でピンチを広げたあと、ジュリクソン・プロファーから記念すべき初三振を奪ったが、ルイス・キャンプサーノにタイムリー二塁打、タイラー・ウェイドにもタイムリーを浴び、1回43球5失点でノックアウトとなった。

ドジャースは1回裏にウィル・スミスのタイムリー二塁打、2回裏に大谷翔平の犠飛で1点ずつを返したが、2番手のグローブが3回表にボガーツのタイムリーなどで一挙4失点。しかし、3回裏にムーキー・ベッツのタイムリー二塁打などで4点を取り返し、3回終了時点で両軍合計15得点という点の取り合いとなっている。

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