「コロナ禍しんどかった」異例の学生生活終え“笑顔の門出” 信大松本キャンパス約900人が卒業

長野放送

信州大学松本キャンパスで卒業式が行われました。入学時から新型コロナの影響を受けた学生たちも笑顔で門出の日を迎えました。

信州大学松本キャンパスの卒業式。873人が門出の日を迎えました。新型コロナが広がり始めたころに入学した学生たちで、オンライン授業など異例の大学生活を強いられてきました。

理学部・諏訪竜之介さん:
「全てがオンラインとなり入学前に思い描いていた大学生活がほとんど送れなくなったように思いました。2年生になり対面授業が増え、友人や先生方と学ぶ楽しさを知りました」

式の後には、後輩たちが胴上げをするなどして、卒業生を祝いました。

春から医師に・医学部の学生(ラグビー部):
「コロナ禍しんどかったけど、自分のできることやって、コロナ明けた後から(ラグビーの)試合もできて良かったな。患者さんに寄り添えるようないいお医者さんになりたい」

春から看護師に・医学部の学生:
「(看護師は)いろんな人とかかわる仕事なので、(大学では)慕ってくれてるような感じだったので、患者さんに恩返ししていきたい」

22日以降、長野や上田のキャンパスでも卒業式が行われ2607人が新たな道に進みます。

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