訓練中のホーバー再び事故、大分 運航会社「今秋就航に影響なし」

大分港で海上訓練を再開した「ホーバークラフト」=2月

 大分空港―大分市間で今秋の就航を見込む水陸両用の乗り物「ホーバークラフト」が21日午後2時半ごろ、訓練中にフェンスに接触する事故を起こした。昨年11月の訓練初日にもガードレールに衝突する事故を起こして船体が破損。先月末に訓練を再開したばかりだった。運航会社は「船体に損傷はなく、訓練や就航時期に影響はない」としている。

 同社によると、空港の入り口付近で訓練中、船体の左後方がフェンスに接触した。原因は分かっておらず、乗組員3人にけがはなかった。

 昨年の事故後、運航会社は「リスクマネジメント不足だった」として、今年3月末を目指していた就航時期を、今秋に先送りした。

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