みんつく党代表権争い 大津綾香氏が勝訴を報告「判決を以て終止符が打たれるものと期待」

みんなでつくる党(旧政治家女子48党)の代表権をめぐり、斉藤健一郎参院議員(43)が大津綾香氏(31)を相手取り、代表者変更を証する書面の作成や交付など、代表者変更の登記を求めた民事訴訟の判決で、東京地裁(笹本哲朗裁判長)は21日、斉藤氏の請求を棄却した。

大津氏は「本党の代表権に関する訴訟の勝訴判決について」とした声明を発表。「立花孝志氏(前代表)を中心とする旧執行部が、『大津綾香は役員会で解任された』『齊藤健一郎氏が代表である』などとして、代表者としての地位を争っていた訴訟について、本日付にて大津綾香勝訴の判決が下されましたので、ご報告いたします」と勝訴を報告した。

その上で「立花孝志氏、齊藤健一郎氏は、これまで『一審敗訴の場合には控訴しない』との意向を表明しておりましたので、この判決を以て、本党の代表権に関する争いに終止符が打たれるものと期待しております」などとした。

代理人の豊田賢治弁護士(52)は「妥当というか、穏当な判決。負ける可能性はないと思っていた」と述べた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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