池江「優勝してほっとしている」 勝負強さ示し、笑顔

女子100メートル自由形決勝 レースを終え笑顔の池江璃花子=東京アクアティクスセンター

 競泳のパリ五輪代表選考会第5日は21日、東京アクアティクスセンターで行われ、池江は女子100メートル自由形で目標としていた53秒台は出せなかったものの、終盤の競り合いをタッチ差で制して勝負強さを示した。「53秒台を出したかったし、出せる実力は絶対にあると思っていた。はまらなかったが、優勝したかったのでほっとしている」と笑顔で話した。

 パリ五輪代表切符をつかんだ100メートルバタフライと、100メートル自由形で、予選、準決勝、決勝と、計6本のレースをこなした。23歳のスイマーは「本当に疲れた。年齢を重ねて体力が温存できなくなっている」。残る50メートル自由形へ気力を振り絞る。

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